概要
- 構造：RC造+鉄骨造
- 階数：地上2階
- 敷地面積：226㎡
- 建物面積：199㎡
県道に面した左側はコンクリート打ち放しの閉鎖的なファサードで、
騒音やホコリの侵入を抑えている。
恵林寺山門に面した右側は黒塗りの杉板で覆い、歴史環境との共存を図っている。
- 歴史との調和
- 「恵雲堂」は恵林寺山門のすぐ脇に建つ骨董品屋。この歴史的な環境と隣接する交通量の多い県道とに挟まれた立地。そこで、県道側は閉鎖的なコンクリートとし、騒音やホコリの進入を抑えたのに対し、恵林寺側は木とガラスにより柔らかい表情を生み出し、もともとそこにあったかのように参道の風景に馴染ませる様な計画とした。
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※日経アーキテクチュア ‘95年8-14号に掲載
